売却あるある(16) 住み替え編(11)
2021/01/13
いよいよ、引き渡しまでの最終に近づいてまいりました!!
話は前後しますが、引き渡しをする日。又は引き渡しを受ける日のことを「決済日」と言います。
この決済日には、買主様が住宅ローンを利用される場合、もしくはキャッシュで引き渡しを受ける場合どちらも、買主様指定の銀行で取引を行うのが一般的です。
決済日には、売主様(所有者)と買主様(買請人)・司法書士・不動産仲介会社が全て揃って引き渡しをします。
しかしながら、ここでよくある話が、売主様も買主様も個人の方が殆どのため、銀行の営業日
それも午前中。つまり月曜日から金曜日の午前中に取引を行うのが一般的です。理由は、多額の残金を売主様口座に振り込みを掛けるのに時間がかかるため、遅くとも午後13時からの取引が最終となります。
そうなると、平日の午前中に売主様 買主様が同日時に銀行に来てもらわないといけないため、仕事を休んでもらう必要が出てきます。
この互いの日にちの融通が付かないケースが度々ございます。
特に年度末で、ご自身の会社の仕事も大変な時期に、休みがとりにくいという理由です。
その場合、ご結婚をされておられましたら、奥様を代理人に立てて、決済の権限を委任するという方法が出てきます。
でも、これも勝手にできません。
次回はそのあたりの詳細をご紹介しますね。