不動産に関する税金 住宅ローン減税編
2021/02/06
住宅ローン減税(控除)という言葉は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
簡単にいうと、自分が住むために住宅ローンを利用して戸建てやマンションを購入した場合、
所得税と住民税が10年間で最大400万円返ってくる、という制度です。
全ての購入物件に対して適用される訳ではなく様々な定義がありますが、購入物件によって最大で200万円返ってくる場合と400万円返ってくる場合があり、今回はそのことについて少しお話します。
前回、不動産の消費税についてお話しましたが、購入する不動産に消費税が掛かるか否かで前述の上限金額が変わってきます。
とても単純ですが、購入する物件が課税対象の場合は上限が400万円、非課税の物件を購入する場合は上限が200万円となります。
要するに、「消費税を払った方には多くの税金を返します」ということです。
又、国が定めた一定の基準を満たす住宅を購入する場合は、上限が500万円となる場合もあります。
10年間でいくらの税金が返ってくるかは、購入する物件や、住宅ローンの債務者になる方が、いくら税金を払っているかによって異なります。
計算方法は少し複雑なので、ここでは省きますが、この制度の恩恵を最大に受けるためには住宅ローンの組み方に工夫が必要な場合もございます。
この制度を知っているか知らないかで家計に大きな違いが出てきますので、ご存知でない方は一度ご相談ください!