神戸周辺 不動産売買百景(45) 不動産営業マンの日常(9)
2021/05/01
前回は、返済比率というお話をしました。
今回はその比率にオンされる一般的なほかの借り入れのことをお話します。
まず日常的なところでいえば、カードです。カードの支払いで銀行が主にみるのはリボ払いとキャッシングです。1回払いは見ないケースが殆どです。
特に注意しなければいけないのが、キャッシングです。
ここからは、あなたが銀行の融資の立場になった時にどう思うかを想像してもらえたら余計に分かります。
銀行の考え方は、給与で足らないからキャッシングで足らずを埋めていると考えるためマイナスポイントとなります。
また「1万円しか借りていない」といわれても、カードには極度額が設定されています。
例えば極度額が50万円設定されている場合、たとえ1万円の借り入れでも50万円を使えるわけですから、50万円を借りているという前提で審査をされます。
また車のローンが後1年残っていて、毎月3万円ずつ支払いをしているという場合、
こちらは前回お知らせした毎月の支払金額に3万円をプラスして銀行は返済比率を見ます。
皆さん、家を買われることというのは一生に1回2回の事ですので、このあたりのことをお知りに方は殆どおられません。
ネットにはいろんな情報が出回っていますが、ホントのところはどうだというのはあまり目にしたことはないですね。
以前のお客様で新車を買った後に家を買いに来られた方がおられました。
車を取るか家を取るか。
その方は家を取られて、車を売却され、家を購入されてから車を買いなおしされました。
物には順序があります。
その順序をお伝えしていくのも我々の仕事なのです。
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