不動産を売却する方法 ~業者買取り編~
2021/11/01
不動産を売却する方法は大きく分けて2つございます。
ひとつは「業者買取り(不動産会社などに買い取ってもらう)」
もうひとつは「エンドユーザーに対しての販売」
…という方法がございます。
今回は「業者買取り」について少しお話させて頂きます。
業者に買い取ってもらう場合の流れは、
①売却不動産の査定をしてもらう
②買取り価格の提示
③売却主と業者との間で価格がまとまれば売却成立
④約1ヶ月後には決済・引渡し(売却完了)
という流れになります。
業者に買い取ってもらう場合のメリットは、
●査定から決済までの期間が短い
●契約不適合責任は免責
●ご近所さんに知られることなく売却出来る
上記のようなメリットがございます。
ちなみに、2つ目の契約不適合責任とは、簡単に言うと【見えざる欠陥】に対しての責任のことで、主に雨漏りやシロアリ被害などのことです。
通常の不動産売却では、この契約不適合責任を負うことになり、売却完了後一定期間内に雨漏りなどが起きた場合は責任を負わなければならない、ということです。
ただ、個人が不動産業者に対して売却する場合は、この「契約不適合責任」は負わなくても良いとされています。
要するに、不動産業者(プロ)に対して「あなたたちはプロなんだから、事前にしっかり不動産を調査した上で買いなさいよ。もし後で瑕疵が見つかっても相手に対して責任は問えませんよ」ということです。
逆にデメリットは、「相場価格より少し安くなる」という点です。
不動産業者は基本的に【転売目的】で購入します。
不動産を買い取り、室内のリフォームを行い、利益を載せて販売するからです。
相場価格で買い取ってしまったら、お金をかけてリフォームを行い、そこに利益を載せるとなると、販売価格が相場より遥かに高い金額になってしまうからです。
次回は「エンドユーザーに対しての販売」について。
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