今、マンション 戸建のリフォーム現状
2022/06/14
昨年から言われ続けているウッドショックの現状をお話いたします。
昨年のコロナ禍で景気が回復してきたアメリカ、中国で戸建需要が増えた結果、木材が足りないという状況に陥り、そのあおりが昨年初めから言われ続けてきました。
今年に勃発したロシアとウクライナの戦争がそこに追い打ちをかける事態が起きています。
ロシアは構造用合板の輸出割合が非常に高い国でして、戦争以来EUをはじめ世界がロシアに対しての経済制裁を推し進めた結果、
買わないのはいいけども、その調達先がアメリカ カナダ インドネシアへスイッチされてきました。
そこに加えて中国のロックダウンの影響で半導体をはじめ、武漢で製造していたトイレ部品等は製造すらできない状態になっていました。
弊社でも、3月に発注したキッチンがこの6月末に入荷されるなど、納品遅れが慢性化したり、金額も3月と5月で仕入れ単価で2倍になった部材が出るなど、非常に不安定な状況が続いています。業者間の話の中では今年8月に再度値上げ、10月に再々値上げと安くなる兆しは全く見えておりません。
仕入れ値が2倍になったからといって、最終引き渡し価格が2倍になるわけではありませんが、これからリフォームをお考えのお客様にとっては、厳しい時代に突入しているのは間違いのないことだと思います。
ご参考にしてください。
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