売却あるある(6)住み替え編
2020/12/25
売却理由の1つとして住み替えがあります。
住み替えの場合
1先に住み替え場所を探す。
2現宅に住みながら住み替え場所を探す。
3一度賃貸にでてから住み替え場所を探す。
この3つが考えられます。
1.2ともに言えるのが 出ていくタイミングと新しい住まいの住宅ローンをどうするか。
という問題です。
今回はこの1.2のケースに触れていきます。
住宅ローンの大原則は、債務者1人に1つの住宅ローンということです。
ですから、住む先が決まっていない。売却金額がわからない。
では、先の不安が募るばかりか、どちらか一方の契約が進んでしまうと、引き渡しの期日を指定されますので、住む先が決まらない。売却が決まっていない。というのは相手
(1のケースなら住み替えた先の売主 2のケースなら現宅購入者である買主)からすると、
それは一方的な理由となり、もし契約期日までに条件が成就しない場合は、違約として主張されてしまうケースがあります。
つまり、住み替えは取引リスクが高い契約であるということが言えます。
次回はそのリスクをどう回避し、ご自身の希望を成就させていくかをご説明します。