神戸周辺 不動産売買百景(31) 収益物件
2021/03/27
収益物件とは、そのものずばり、不動産がお金を生んでくれる物件ということです。
駐車場 ハイツ 賃貸マンションと色々種類はありますが、そのオーナーになるということを夢見られている方も多いのではないでしょうか。
夢と現実ー 一昔前といっても4年ほど前までは、収益物件の売買は過熱を帯びていました。ただ加熱するということは、そこに悪だくみを考える人も出てきます。
実際、収益物件を持つということは、普通に仕事をしていながら副収入を得る手段として、
株式投資や不動産投資というものがございますが、株式のような乱高下するものではなく、収益性は株式に比べると低いですが、一定の収益見込みが期待できる点から、不動産投資へと舵を切られる方もいます。
しかしある銀行が内部で結託し、オーナーの与信管理の際に限りなくブラックに近い形で与信審査をして、多額の融資ができるようにしたのです。当然ながらそこには、建設会社が絡んで、オーナー希望の方に「ここで○○位の建物を建てて、ワンルームを10戸建設すると年間〇〇万円位の収益が見込めます」と勧誘していきます。
人生において「あなただけ特別」という言葉はないとわかっていても、信じてしまう。。
結局、人口が減少して、そんなおいしい話がないのが分かっていても銀行がお金を貸してくれる。ついつい夢の不動産オーナーになった方が続出したのです。
しかし,元々貸しても返済できないくらいのプランに乗っかって、建設したが募集に借主が全く集まらない。これが問題になり破産者が続出しました。
次回は、その後から現在についてのお話をさせていただきます。
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