神戸周辺 不動産売買百景(56) 不動産営業マンの日常(20)
2021/06/09
前回は買主様が不動産を購入する際に、買付証明書と同時に事前審査の申し込みを行う話から、買付証明書とは何ぞやというお話をしました。
今回は事前審査ですが、そもそも買付証明書を書いていただく前に、諸費用明細書を作成します。
この時にお客様のの属性といって、勤務先 勤続年数 年収 家族構成 現在の借り入れのあるなし 毎月の支払いの内容等。。。。
言い出したらきりがないくらいの内容の細かなヒアリングを行います。
これがなぜ必要かといいますと、銀行とはそもそも、見ず知らずの人にお金を貸してその利ザヤで収益を上げるわけですから、危険な人にはお金を貸しません。
ですから、その銀行の好みというものがあるわけです。
私たちは事前にその銀行の好み(特性)をある程度把握して、お客様の状況に合わせて銀号をご紹介をしていきます。
例えば、長距離トラックのドライバーとした場合、年収等も申し分ないのですが、普通のデスクワークよりも、事故にあう危険性が高いため「危険職種」として扱いをする銀行があります。
その場合銀行は「すべて問題がないのですが、危険職種扱いとなるため金利を上乗せしてならお貸しします」等の条件が付いてきます。
これをどう崩していくかというのは、営業マンの力量が問われてくる場面です。
次回は、【なぜそれを確認するのか】の理由を説明していきますね。
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