不動産を売却する方法 ~エンドユーザー向け編~
2021/11/29
前回は、エンドユーザー向けに不動産を売却する際のお話をしました。
今回はデメリットについてお話させて頂きます。
様々なデメリットがあるかと思いますが、今回は「いつ売れるか分からない」という点についてお話します。
今の住まいを売却した資金で新しいお家を購入して引っ越しするという方は注意が必要です。
不動産を売却するタイミングと新しいお家を購入するタイミングを合わせるのはなかな難しいことです。
住み替え先の候補として良いお家が見つかったとしても、現在の住まいの買い手が決まっていなければ購入することが出来ません。
逆に、今の住まいの買い手が決まったタイミングで住み替え先として購入するお家が見つかってなければ、一度賃貸住宅へ移らないといけない場合もございます。
そのようなリスクを少しでも軽減する方法があります。
一般的には不動産の売却が成立し、決済(所有権の移転)を行うまでは約1ヶ月程です。
ただし、今回のような形で売却する場合は、「契約から決済までは3ヶ月の猶予を頂きます」ということを事前に告知して販売活動を行うことが出来ます。
要するに「このお家の買い手が決まってから住み替え先のお家を探すので、このお家を引き渡すまで少し時間を頂きます」ということです。
この期間も自由に定めることが出来ますが、契約から決済まで「半年」や「1年」と設定してしまうと、買い手からしても「購入を決めてから他に良い物件が出てきたらどうしよう」という心理が働いて、売れにくくなってしまうので注意が必要です。
不動産の買い替えをご検討されている方は是非ご参考にして頂ければと思います。
不動産の購入・売却・相続のご相談は是非アイホームまで!