不動産(マンション・戸建て)のリフォームについて マンション編その②
2021/02/22
前回は、マンションをリフォームする際のフローリングについてお話させて頂きました。
今回は「電気の容量」についてお話します。
実際に過去にあった事例をもとにお話しします。
マンションを購入してリフォームを計画されているお客様がいらっしゃいました。
購入されたマンションはある程度の築年数が経った古めのマンションだった為、奥様が浴室乾燥機を希望されていた浴室乾燥機がついていませんでした。
「リフォーム工事でつければ大丈夫」ということでマンションの購入を済ませ、リフォームの打ち合わせを進めていきました。
打合せも終わり、いよいよ工事が始まる頃に、リフォーム業者から「浴室乾燥機はつけれません」との連絡が…
どういうことかというと、マンションの場合、建物全体での電気使用量の上限を元に各戸の使用料の容量が決められていることがあります。
特に「浴室乾燥機」や「IHクッキングヒーター」は電気の使用量が多く、今回のケースでいうと浴室乾燥機は電気の使用量をオーバーするため取付けできないとのこと…
それでどうしたかというと……どうしようもできませんでした。
マンションも購入してしまっているので、当然解約などできませんし、浴室乾燥機無しで生活するしか方法がなく、大変落ち込まれていました。
もちろん、プロである不動産会社の担当が、そのあたりも調べて提案するべきですが、ご自身でもしっかり調べておくことが重要です。
不動産には見えない落とし穴が沢山あります。ほんの些細なことでも、少しでも気になれば不動産の担当に聞くか事前に調べることをお勧めします。
ほんの些細なことが後に大きなトラブルとなることも珍しくないので…
今回はこのへんで。
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