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神戸周辺 不動産売買百景(39) 不動産営業マンの日常3

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神戸周辺 不動産売買百景(39) 不動産営業マンの日常3

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2021/04/13

不動産の住宅販売の営業  これは多岐に渡りますが、大きく分けて物件を預かる仕事と、預かった物件を販売するという2つです。

 

今回は物件を預かるという作業についてお話をしていきます。

最近は一括査定サイトの問い合わせが多いですが、本気で売却を考えられている方は電話相談が多いです。

現地に赴く前に、謄本は最低用意します。

これは法務局に備えられている書類で、日本全国の土地に備えられています。謄本には表題部といって、その物件を表す広さ、地番等が記載されています。また甲区といって誰が所有者なのか。また乙区には所有者が仮にお金を借りている場合は、抵当権等の設定された内容が記載されています。

一般的な住宅であれば、基本的にどこかの金融機関で融資を受けられていますので、購入当時のお金をどれだけ借りられたかという金額(抵当権の設定金額)が載っています。

 

いざ訪問。まず物件の調査を私は行いますが、先ほどの文書の流れから、登記簿上の所有者であるという確認を査定依頼者に確認します。基本的に公的証明で運転免許証等の顔写真入りの物でご本人確認をさせていただきます。

次に、権利書の確認。昔の権利書は厚型紙の表題があり中に和紙で印字されたものが一般的でしたが、最近は電磁記録に変わっており、中古戸建の場合は土地 建物別々で2枚のA4サイズの半ぺらに10数桁の番号が記載されており、この番号が権利書となるため、上からよくはがき等でめくると引っ付かない特殊なのりで目隠しをされています。

この番号が常時見られてしまうと、その番号をもとに勝手に売却されてしまう(実際にはこれだけでは無理)可能性がある大切な書類ですが、よく失くされています。

 

無くした場合の解決方法はまたいつかお話をしますね。

 

ここまで確認をしまして、先ほどお話した物件状況の確認をもとに、売却理由、売却希望価格等を売却希望者からお聞きして、金額を出していきます。

 

ざっと日常している業務ですが、字数にするとすごい数になるなぁと思いましたので、続きは次回に!

 

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