住宅ローン控除で返ってくる金額とは?
2021/03/12
住宅ローン控除は毎年、年末のローン残高の1%を上限に税金が控除される制度ですが、控除される額はローンを組んでいる方の収入状況(税金をいくら払っているか)によって異なります。
例えば、Aさんの場合・・・(年収480万円 / 所得税:11万円 / 住民税:14万円)
年末の住宅ローン残債額:2,800万円
控除可能上限額:2,800万円×1%=28万円
上記のようなケースの場合、まず所得税の11万円が控除されます。
上限額の28万円まで17万円の余力があることになります。
この場合、住民税からも控除されるのですが、住民税から控除される上限額は136,500円となっております。
Aさんは住民税を14万円支払っているので、上限額の136,500円が控除されることになります。
11万円(所得税)+136,500円(住民税)=246,500円
28万円(控除可能上限額)と246,500円(Aさんの控除可能額)を比べて低いほうが適用されますので、246,500円が控除額となります。
あと33,500円控除可能なので、少し勿体ないですよね。
奥様がお仕事をされている場合は、夫婦でそれぞれローンを組むことによって住宅ローン控除の恩恵を最大に受けることが出来ます。
詳しく知りたい方は是非一度ご相談ください。
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